【Excel】新関数 FILTER関数で日付のフィルターを設定する方法

Excel 基本動作

過去の記事で、FILTER関数の使い方を紹介しました。前回記事は以下を参照ください。

【Excel】新関数 FILTER関数とは何か
FILTER関数はサブスクのOfficeや、購入型のOffice2020以降で使用できるワークシート関数で、特定の条件に基づいて大きなデータセットからデータの部分集合を動的に抽出することができます。

今回は、FILTER関数を使って日付でフィルターを設定する方法を紹介します。

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FILTER関数とは何か

まずは簡単に、前回のFILTER関数のおさらいをします。FILTER関数はエクセルのワークシート関数で、特定の条件に基づいて大きなデータセットからデータの部分集合を動的に抽出することができます。

この関数の構文は次のとおりです。

FILTER(配列, 含む, [空の場合])

“配列”は、フィルタリングしたいデータの範囲です。”含む”は、データをフィルタリングするために使用したい基準で、キーワードなどを設定します。[空の場合]引数は、一致するデータが見つからない場合に返されるオプションの値で、設定しなくても使えます。

元々Excelにフィルター機能は存在していましたが、FILTER関数が特に便利なのは、元のデータセットを変更することなく、特定の情報を動的にフィルタリングして表示することができる点です。大規模なデータセットを扱う際に、必要な情報を手動でフィルタリングし、並べ替えることが困難で時間のかかる場合に特に有効です。

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FILTER関数を使って日付で絞り込む方法

では、前回のFILTER関数の応用事例の1つとして、日付でFILTERを設定する方法を紹介します。元データは以下の通りです。

このとき、日付でフィルターを設定する場合はDATEVALUE関数もしくはDATE関数を使用します。それらの関数については以下を参照ください。

【Excel】日付の関数 - DATE関数とDATEVALUE関数とEDATE関数の使い方
今回は、DATE関数、DATEVALUE関数、EDATE関数という、Excelのワークシート関数の中で日付データに関する3つの関数をそれぞれ紹介します。

DATEVALUE関数を使った方法

DATEVALUEを使う場合は、以下のようにフィルターを設定できます。以下は、日付が”2020/1/1″以前のデータだけ抽出しています。

DATE関数を使った方法

DATEを使う場合は、以下のようにフィルターを設定できます。以下は、日付が”2020/1/1″以前のデータだけ抽出しています。

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