Excelで行削除や行追加を素早く実行するためのショートカット、またその作業を繰り返し実行するためのショートカットを紹介します。
今回は以下のリストを使います。
行削除と行追加のショートカット
行削除のショートカットは、Ctrlと-(マイナス)です。また行追加のショートカットはCtrl とShiftと+(プラス)です。わざわざ右クリックする必要はありませんので、ぜひ覚えましょう。
また、これらは行だけでなく、セルや列にも使用可能で、汎用性の高いショートカットキーです。
繰り返し実行するためのショートカットキー
では、行追加や行削除を繰り返すときはどうしたらいいでしょうか?答えは、F4を使うことです。
行追加や行削除に限らず、ExcelではF4を押すことで、直前の作業を繰り返すことができます。上で紹介した行削除と行追加のショートカットと、繰り返しのF4を併用することで作業効率が格段に上がります。
例えば、上の表で商品名がチョコレートになっている行を上から削除していくようなケースを想定してください。(この例だと、実際にはフィルターをかけて一括削除できますが、今回はあくまで行削除を繰り返すための例としてご理解ください。)
まず最初は5行目にチョコレートがありますので、この行全体を選択し、Ctrl とー(マイナス)を押します。これで5行目を削除できます。
その後、さらにチョコレートを発見したら、右手のマウス操作でチョコレートの行を選択し、左手でF4を押していくことで、消したい行をどんどん削除していけます。
このリストくらいの量であれば、数秒ですべての不要な行を削除することができました。
このように、ショートカットキーは組み合わせて使うことで大幅に作業効率を向上させることができます。ショートカットの一覧は過去に記事を作成していますので、ご参照ください。
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