今回は、”値を貼り付け”するためのショートカットを紹介します。
値を貼り付け
“値を貼り付け”というのは、Excelに標準搭載されている貼り付けのオプションの1つです。詳細は以下の記事をご覧ください。
今回は以下の表を使って、値を張り付ける際のプロセスを説明します。G3セルに250という数字が表示されていますが、絶対値が入力されているわけではなく、数式が投入されていることがわかります。これを絶対値の値に直すときに、もっとも簡単な方法が、コピーして、値で貼り付ける、という方法です。

マウス操作で変更する
マウス操作で値で貼り付けるには、まず値をコピーした状態で、同じセルの上で右クリックします。出てきたウィンドウの中で、下記赤色のアイコンをクリックすることで実行できます。

実行後は以下の通り、見た目は変わりませんが、数式が値に変わっています。

値を貼り付けるショートカット
値を貼り付ける動作は、人によっては頻繁に使用すると思います。頻繁に使用する場合には、上記で説明したマウス操作は煩雑です。
そこで、以下では、マウス操作なしで実行するショートカットを紹介します。著者も日々使っているお勧めのショートカットです。
VBAを使ったショートカット
今回紹介するのは、VBAを使ったショートカットです。VBAというのはプログラミング言語の1種ですが、”マクロ”と言った方が伝わるかもしれません。VBAについては過去の記事をご参照ください。
使用するVBAのコードは以下の通りです。これをそのままコピーしてご自身で標準モジュールに貼り付けてもらえれば、そのまま使えます。
Public Sub PasteValue()
Selection.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues, Operation:=xlNone, SkipBlanks:=False, Transpose:=False
End Sub
このコードをVBEに保存しておくと、”開発”タブの”マクロ”をクリックした時に、使用可能なマクロとして”PasteValue”が表示されます。これをクリックすればマクロが起動し、選択しているセルのウィンドウ枠の固定ができ、解除については、どこのセルを選択していても解除できます。
さらに、このマクロをショートカットキーで起動できるように設定します。保存したマクロの上で右クリックし”オプション”を選びます。そうすると、このマクロに対して自由にショートカットを設定することができます。例えば著者は、値貼り付けを”Ctrl + Shift + V” (ValueのV)と設定し、日々使っています。
これで、あとはいつでも使えるようになります。
もし文章だけではイメージしにくいようでしたら、過去にフォントを赤くするショートカットとして同様のVBAのショートカットを紹介していますので、そちらもご参照ください。
VBAショートカットの利便性
このショートカットの使い方を具体的に見ていきましょう。
以下の状況で、まずはコピー(Ctrl + C)します。

そのまま続けて、先ほど設定したショートカットであるCtrl + Shift + Vを実行すると、以下のように、マウスを全く使わずに値で貼り付けられました。

他の便利なVBAショートカット
関連するVBAショートカットの過去の記事は以下の通りです。ぜひご一読ください。
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