今回は任意の単位で切上げ・切下げをできるFLOOR.MATH関数(旧FLOOR関数)とCEILING.MATH関数(旧CEILING関数)を紹介します。
任意の単位での切上げ・切下げとは?
前回の記事では四捨五入をするROUND関数、またその関連の関数として切上げをするROUNDUP関数、そして切下げを行うROUNDDOWN関数を紹介しました。
今回も似たような表を使います。
ROUND関数を使うことで、桁数を指定した四捨五入・切上げ・切下げは実行可能ですが、ROUND関数は切上げや切下げの単位を任意に設定することができません。
例えば、これらを”5単位”や”20単位”で切上げ・切下げしたいケースを考えましょう。理科の”55.2″に着目してください。これを5単位で切下げると55、10単位で切下げると50、20単位で切下げると40となります。
こういった操作を可能にするのが、FLOOR.MATH関数(旧FLOOR関数)とCEILING.MATH関数です。
FLOOR.MATH関数
FLOOR.MATH関数及びFLOOR関数の使い方は以下の通りです。相違点の引数”モード”については後述し、まずは共通部分について説明します。
=FLOOR.MATH(数値,基準値,モード)
=FLOOR(数値,基準値)
以下のように、数値を基準値を指定することで、任意の単位での切下げを実行できました。下記ではFLOOR.MATH関数を使用していますが、引数”モード”を指定していないため、FLOOR関数と書き換えてもそのまま実行可能です。
モード
ではモードはいつ指定するのかというと、マイナスの値を扱うときです。モードはデフォルトでは”0″となります。上記のようにモードを省略したり、以下の画像の様にデフォルト値の”0″を目地すると、-55.2をFLOOR.MATH関数で5単位に切下げて-60となります。これがモード=0の場合です。
ただ、実務ではマイナスの場合は0に近い方に切下げたい、ということもあり得ます。言い換えるとこのケースでは-55.2を-55としたいということです。このように、マイナスの場合に切下げる方向を変えたい時は、モードに0以外の何らかの値を設定します。例えば以下では1を設定しています。
CEILING.MATH関数
次にCEILING.MATH関数及びCEILING関数の使い方は以下の通りです。基本的にはFLOOR関数と同じ使い方です。
=CEILING.MATH(数値,基準値,モード)
=CEILING(数値,基準値)
実行結果は以下の通りです。
引数モードについてもFLOOR関数と使い方は同じです。
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