Excelの数値で、アルファベットの”E”が含まれているのを見て動揺した経験はありませんか?今回はこの”E”の謎に迫ります。
Eってなんだ?
Eとは、”指数表記“の一種です。極端に大きい数や小さい数を表現するのに使われます。皆さん算数や数学の授業で、3 x 102とか、3 x 10-2とかいう表記を見たことありませんか?
3 x 102であれば 3 x (10の2乗=100)で答えは300、
3 x 10-2であれば 3x (10の-2乗=0.01)で答えは0.03となりますね。
パソコン上では、この指数を”E“というアルファベットを使って表記します。これはExponentの頭文字”E”で、またこのEのことを英語ではExponentional notation (E notation)なんて呼びます。
つまり、上で例に挙げた1.23456789E-20とは、1.23456789 x 10-20と同じ意味になります。0をすべて表記するなら、0.000000000000000000012345679 ということになります。
実際Excel上でも小数点を頑張って足していけば、以下のように実際の値が見れます。
身に覚えのない”E”
さて、これで”E”の正体は掴めました。しかし、ここでこんな疑問を持つ人がいるかもしれません。
“ここにはEなんて出るはずないのに。。“
もしあなたがExcelの計算結果を見て、Eの意味を理解して、それでもなぜEが出ているのかわからない時は、もしかしたらそれはExcelと人間で計算結果が異なるために生じる祖語である可能性があります。
俄かには信じがたいかもしれませんが、Excelと人間の計算は必ずしも一致しないんです。
さて、この話に関しては過去の投稿で説明していますので、興味のある人はぜひこちらもご覧ください。
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